はじめに
どうも、妻ノ 部下夫(つまの ぶかお)です。
現在、転職して妻の部下として勤務しております。
私の前職時、なんやかんやありまして家族の時間がとても増えたことがありました。
それまで、仕事を理由に家事分担そっちのけにしていましたので、
日常で家事をこなす妻の負担
に全く気づけていませんでした。
しかし、家族の時間が増え、妻と家事分担をするようになった中で
これはもっと早く分担するべきだった・・・
と特に思えたものをご紹介したいと思います。
もし読者の方の中に、
奥さんと家事を分担しよう!
でも、何をするといいんだろう・・・?
とお考えの方がいれば、ぜひ参考にしていただければと思います。
※あくまで個人の感想になりますので、ご了承ください。
おすすめの家事『食器洗い』
おすすめの家事、それは
食器洗い
です。
自分でやってみて思ったのですが、食器洗いというものは、
非常に大変
ですね。
私が考える大変な最大のポイントとしては、
急いでできない
ということです。
どういうことかといいますと、
- 急いでしようとすると水が飛んで服がビショビショになってしまう。
- エプロンをつけても、結局、水がエプロンを浸透してビショビショになってしまう。
- 床もビショビショになってしまう。
- 肝心の食器だって油汚れなどが落ちず二度洗いすることになる。
などの問題点が挙げられます。
そんな問題、食器洗い機使えば解決じゃん。(ドヤっ)
私も食器洗いをするようになるまでは完全にそのように思っておりました。
しかし、食器洗い機って、
結局、使う前に洗わないといけないんですよね。
だから、どうしても
急ぐと水でビショビショ問題
からは逃れられません。
恐ろしいですね。
つまり、食器洗いというものは、
急ぎながらも丁寧にせざるを得ない
ことから、
時間がかかることは当然
なんですね。
それに加えて、ご飯の用意、掃除、洗濯、子どもの宿題確認・入浴・歯磨き・・・etc
家事ってやること多すぎて大変・・・
たくさんの家事がある中で、私が食器洗いを分担することをおすすめする理由を解説します。
食器洗いを分担することをおすすめする理由
私が食器洗いを分担することをおすすめする理由は、
- 食器洗いこそが家事の縮図
- 家族の時間が増える
の2点があります。
まず、
食器洗いこそが家事の縮図
ということについて説明します。
食器洗いは丁寧にせざるを得ない作業であるからこそ
奥が深い
ものです。
食器洗いの作業一つにしても、
- 洗った食器を置いていく場所を確保するために食器を片付ける
- 皿などに残っているおかずを捨てる
- シンクの中の汚れた食器を洗いやすように配置していく
- 洗った食器を置いていく場所の状況から洗う食器の優先度をつける(大きい食器から洗うべきか小さい食器から洗うべきかなど)
- 汚れによっては二度洗いを検討する(特に強敵の油汚れ)
- 食器洗い機がある場合は食器洗い機を最大限に活かせる配置をする
- 食器を洗い終わった後にシンク、三角コーナーも掃除する
- シンクを拭きあげる
などのたくさんの作業が詰まっています。
単純に食器を洗うだけの作業ではなく、
あらゆる段取りを想定して作業量を抑えた上でできるだけ時間をかけずにこなしいく
必要があるんですね。
さらに、このあらゆる段取りを想定して作業量を抑えた上でできるだけ時間をかけずにこなしいくということは家事全般に言えることだと思います。
私自身、この考え方は実際に食器洗いを皮切りにいろいろな家事をやって家事全般を行う上で共通する大事なことだと気づくことができました。
しかし、これらを常に意識しながら行なっていくということはかなりの負担になります。
この負担を妻だけに負わせていたことを深く深く反省しました。
それとともに、改めて妻のことを尊敬するとともに感謝することができました。
食器洗いは家事の縮図と言える理由がもう一つあります。
食器洗いをすることにより、食器の位置を把握することができる、つまり
キッチン内の全体を把握すること
ができるのです。
あらゆる家事をする上で、家の中の全体を把握することは必要不可欠です。
家の中の全体を把握するためには、あらゆる計算がなされた上で食器や食材、掃除道具などをそれぞれの位置に配置する必要があります。
私が家事分担初心者の頃、妻に
なんでコレをこんなところに置くんだい!
絶対、こっちに置いた方がいいじゃん!(ドヤっ)
と言ったことがありました。
しかし、家事を分担するようになり、その計算し尽くされていた配置の意味をようやく理解することができたのでした。
自分の青い発言を思い返すと穴があったら入りたい思いです。
食器洗いをすることにより、まず、キッチン全体を把握することができ、徐々にその範囲が家全体に広がっていきます。
食器洗いで物の配置の把握の仕方を修得していれば、料理や洗濯を分担するようになった時に、調味料の位置や洗剤の位置なども把握しやすくなり、驚くほど家事がスムーズになっていきます。
ですので、私は食器洗いこそが家事の縮図であると考えます。
次に、
家族の時間が増える
ということです。
誰かが一人で負担していたものを分担すれば、単純に時間効率も良くなりますし、それぞれの有意義な時間が増えることになります。
食器洗いはお伝えしたとおり丁寧にせざるを得ない作業であるからこそ時間がかかります。
時間がかかる作業だからこそ分担することで、家族で過ごす時間が増えます。
我が家の場合は就寝時間まで1時間あるからネットフリックスでアニメを1本(30分弱)みんなで見よう!なんてことをしています。
私にとって、この30分弱を家族でソファで過ごす時間は何ものにも代え難い幸せとなっています。
家事分担をすることでこのような時間が増えていくのではないかと思います。
あとは家族間での会話が増えました。
内容としては、「食器洗っとくよ、洗濯干しとくよ、子どもの歯磨きお願い」などの事務的なやりとりがきっかけだったのですが、その中でお互いに
ありがとう
という言葉が増えました。
私と妻は家事を分担する中で、お互いに「ありがとう」。
子ども達も食器を並べるなどのお手伝いをしてくれるようになりお互いに「ありがとう」。
ありがとうという言葉のコミュニケーションが増えたことは、すごく嬉しく感じました。
おわりに
最後に私が家事分担をする上で大事にしておくべきだと思った心がけについてお伝えします。
それは、
- 相手を思いやること
- 手伝っていると思わないこと
です。
私自身、最初は妻に対し「もっとこうすれば効率的じゃん」などと言っていました。
しかし、家事を分担するようになってなんと失礼なことを言っていたかと深く反省しております。
私がしたことを例えるなら、
ベテランの先輩に仕事の内容も分かっていない新人が効率性、合理性を提案するようなこと
をやっているようなものだからです。
考えただけでも赤面まっしぐらですね。
さらに、私自身、最初は分担ではなく
家事を手伝っている!(ドヤっ)
という意識でおりました。
言葉の端々にも出ていたのでしょう。
ある時、妻から言われました。
最近、部下夫くんは家事をするようになったけど、まだどこかで家事は私がするものって思ってるんだろねー
そんなことないと思うよー
ちゃんと手伝うようになったし!(ドヤっ)
それ!
その『手伝う』ってやつ!
メインで私が家事をすることは当たり前で、それを手伝うって意味だよね。
家事って誰がしてもいいと思うけどねー
頭を鈍器でかち合わられたような衝撃が走りました。
たしかに家事を妻にやってもらっていて感謝はしていたものの、家事をしてもらうことが当たり前という気持ちがどこかにあったのでしょう。
己の不明を恥じるばかりです。
なにごとにも言えることですが、相手の立場、自分の経験などをちゃんと踏まえた上で、思いやりの気持ちを持つことが大事なのだと思います。
『手伝う』のではなく『分担』。
それぞれが家事を受け持つことが大事ですね。
食器洗いで長々と書き綴りましたが、以上が私が家事分担をするなら食器洗いをおすすめする理由になります。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
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